学長挨拶・副学長紹介

 

学長挨拶

東京家政大学・東京家政大学短期大学部 学長 井上 俊哉

校祖渡邉辰五郎は、裁縫を教授できる智徳の優れた女性教員を育成するために、1881年(明治14年)、本学の礎となる和洋裁縫伝習所を設立しました。専門的知識・技能を持ち、これを活かすことによって独り立ちし社会に貢献する女性の「自主自律」は、本学の建学の精神となっています。また、第二次世界大戦後、新制大学としての東京家政大学の設立に尽力した初期の学長である青木誠四郎は、知識・技能の習得とともに豊かな人間性を培い、柔軟な思考力と積極的な実践力を持つ女性の育成に努めました。学生たちから慕われた青木学長が提唱した生活信条「愛情・勤勉・聡明」は、本学に学ぶ学生の指針となっています。
現在、時代は大きな転換期を迎えています。従来と同じやり方、考え方が通用しなくなり、将来を見通すことが難しくなっています。2023年には生成AIが大きな話題となり、人間の仕事がAIにとってかわられることを心配する向きもあります。私は、こんな時代だからこそ、愛情・勤勉・聡明を大切にして自主自律であろうと努力することがますます重要になると考えています。東京家政大学・東京家政大学短期大学部は、学生の皆さんが専門性を磨き実践力を高めることを大切にしてきました。それとともに、現代社会を生き抜くために必要なこと、時代に左右されないものの見方・考え方など、専門の枠にとどまらない汎用的な能力・資質を伸ばすことにも注力しています。皆さんが望むキャリア実現に向けて進むために、かならず役立つと信じているからです。入学してこられた皆さんが目標を見定め、あるいは模索し、それぞれのキャリアを築いていけるように、私たちは充実した学びの環境を用意し皆さんの自律的な学修を支えることをお約束します。

副学長紹介

太田 洋

グローバル教育センター 所長

三浦 正江

教育支援センター 所長

押元 信幸

アドミッションセンター 所長

宮島 祐

かせい森のクリニック院長